こんにちはPROOFです。寒暖差のある日が続いていますが、ライトアウターの代わりに羽織れるシャツが重宝するかと思います。
そこで、本日はTOMMY HILFIGERのシャツをご紹介します。
こちらのシャツ、デニムラインであるTOMMY JEANSからリリースされており、TOMMY HILFIGERの古着でも人気の高い、創業当初の1985年から1990年代前期頃に生産された証となる初期のフラッグタグが付いています。
ストリートで支持されている印象のブランドですが、アイビーリーグやプレッピーのスタイルを基本にしているためカジュアルな素材感と上品なデザインが共存しています。
TOMMY HILFIGER シャツのコーディネート
サイズ感も大きめなので、春夏はインナーにTシャツやカットソーを着てボタンを開けて羽織り物として、秋冬はクルーネックスウェットやカーディガンのインナーにしてプレッピー風な着こなし、パーカーの上に重ね着でストリートのスタイルでの着用にも適しています。
ボトムスにはややゆったりとしたストレートシルエットやテーパードのチノ、デニムパンツ、ワイドシルエットのワークパンツやシェフパンツとのコーディネートの相性も良いと思われます。
TOMMY HILFIGERと芸術
トミー・ヒルフィガーは現代芸術と関わりが強く、アンディ・ウォーホルとの交友関係が知られています。
ヒルフィガーが彼のアートスタジオであるファクトリーに訪れた際、誰もが目にしたことがあるであろうマリリン・モンローのシルクスクリーンプリントに取り組んでいた最中の事、ウォーホルになぜこの作品を作ろうと思いたち、行動することを選んだのかを尋ねたそうです。
その時、ウォーホルはヒルフィガーを真っ直ぐに見て、
「私はそれが好きだから」
そう答え、ヒルフィガーにとってその言葉が多大な影響を与えたそうです。
イエロー、レッド、ブルーなど原色を多用するデザイン性もポップカルチャーとの繋がりを感じます。
TOMMY HILFIGERと90`s HIP HOP
90年代になると、ポップカルチャーだけでなく、ストリートで重要なもう一つの要素であるヒップホップカルチャーとも深く結びついていきます。
Wu-Tang-Clanのメンバー、SNOOP DOGG、多数のアーティストが愛用していました。
現在まで続くHIP HOPカルチャーからの支持はこの頃始まったものと思われます。
このように長い年月をかけてブランドと着用する人々が作り上げてきた価値や歴史を受け取り、新しく自分の価値感やライフスタイルとに取り入れ、先に繋いでいく事も、古着を着用する一つの楽しみと感じています。